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<<   作成日時 : 2012/06/30 20:27   >>

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小説の冒頭。

 ※ ※ ※

都代子の身体の線が彫られていく。木屑が落ちる。
金槌で鑿を打つ音が都代子の耳から離れない。
音が内部を震わせる。都代子はしゃがみこんで耳を塞ぎたい。
頭の中が削られていくようだ。

都代子は裸で立ちつづける。恩師の森孝俊は彫る手を休めない。

(『花びらを描く女』[著]妻吹 恋)


 ※ ※ ※

文字も削っている。

一つのことばから多くのイメージが湧き出る。


推敲は削る作業。


編集者の目で、文章をみていると、

ことばを、自分を、突き放せない、

書き手が多いことに気づく。




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